私立学校を選ぶ理由で一番大事なのは、その学校の教育方針です。

どうも、最近では、進学率が第一になってしまっているようなのですが、進学率は、学校の教育方針の結果に過ぎません。
進学率がどうかは、知りませんが、この自由学園、教育方針が半端でないことは、創立者の個性、卒業生の顔ぶれを見ても、明らかです。
そのうえ、現在にも補修され残っている、明日館の姿にも、その方針がしっかりと現れています。ロイド・ライトという稀有な建築家の設計による明日館は、私には、開放性と規律の象徴のように思われます。
池袋という猥雑で汗と精液のにおいに圧倒される空間と目白というアカデミックな空間との間の閑静な住宅街にひっそりとたたずむ明日館は、今は、高層ビルの間で、知っている人も少ないのかもしれませんが、学ぶというのは、どういうことか、いつも問うている建物なのかもしれません。